みなさんこんばんは、クリント・イーストウッドです。

先日、2021年聴いて良かったCDについての感想を書いたのですが、映画もまあまあな数観たな~と思いこちらの記事を書いている所存です。

こちらはランキング形式ではなく、つらつらと雑感を書いていこうかと思います。

シン・エヴァンゲリオン劇場版

シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| - 作品 - Yahoo!映画

「どうせ終わらんだろ」「うやむやな結末になるのでは」

雄大でカオスなインターネット・オーシャンから聞こえるこうした言葉をガン無視するかのように完結したシンエヴァ。2時間半というアニメ映画としては異例の長尺で、従来のエヴァではまず有り得ないほどキャラの心理を描写するスタイルで、ある意味”令和っぽい”、時代に寄り添ったエヴァなのかなと思った。厳密には残された謎やら消化不良な個所は残るものの、もはや庵野監督の私小説ともいえる大作が一つの終局を迎えたことが感無量です。さようなら、すべてのエヴァンゲリオン。

ゴジラVSコング

☆速報!『ゴジラvsコング』予告編解禁!!ついに激突!(小栗旬さんも登場!日本公開5月14日) | 映画board

ハリウッド版ゴジラに端を発したモンスター・バースシリーズの四作目にして一応の完結作。これまでの三作と比べてかなりタイトな上映時間にこれでもかと詰め込まれる大怪獣描写に垂涎モノ。良い意味で偏差値が低い。ある種”誰でも思いつく”くらいの王道展開が大迫力の映像で繰り広げられ、「こういう怪獣バトルが見たかった!」「こういう解釈もあるのか!」を同時に思わされた。続編制作の話も上がっているらしくそちらも期待大。そしてあわよくば国産実写ゴジラも…!

フリー・ガイ

フリー・ガイ | 20th Century Studios JP

以前単独記事でも紹介したフリー・ガイ。まさに「快作」という言葉が相応しい、スッキリ楽しめる素晴らしい映画だった。後々調べて分かったけど、監督のショーン・レヴィはナイトミュージアムシリーズの人だった。道理で面白いわけだ。老若男女全ての方におすすめできるめちゃくちゃ良い映画。特にレゴムービーが好きな人は刺さると思う。

劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト

少女☆歌劇 レヴュースタァライト」完全新作劇場版と総集編映画の制作が決定 | アニメ!アニメ!

なんだこれは…

というのが初見の感想だった。

某日、突如TwitterのTLを席巻する「スタァライトヤバすぎ」の羅列。鑑賞したフォロワーが口を揃えて「ヤバい」と言うもんだから何がどうヤバいのかと聞いたら「見ればわかる。ヤバいから。」としか返さない。説明しろよクソ上司じゃねーんだからよと思いながらTV版12話を履修後に鑑賞。

…確かにヤバい。

ドラッグみたいだった。ビートルズがインド渡航をやめてこの作品を観ていたとしてもリボルバーを作ってたと思う。

このヤバさを伝えるにはこの作品がいかにヤバいかを言うしかないという矛盾構造。作品自体がトートロジー。確実にアニメとして新たなジャンルを開拓している。マジでこの先15年くらいリファレンスされるんだろうな。映画館で見れてよかった。近々ちゃんと向き合って感想でも書きたいと思います。

蒼穹のファフナー THE BEYOND 10~12話

アニメ『蒼穹のファフナー THE BEYOND』10~12話のキービジュアル公開! - 電撃オンライン

最ッッッッッ高ッッッッッ…………………………………………………。

実に17年に及ぶアニメプロジェクト「蒼穹のファフナー」の最新作にして完結作。シンエヴァ同様、「本当に終わるのか?」という思いを少なからず抱きながら鑑賞。きっと僕以外の全員もそう。あの~~~、ごめんなさい。本当に完結しました。それも、この上なく眩しく、美しく、温かく。

本作は日本のどこかにある離島『竜宮島』に住む少年少女が『ファフナー』と呼ばれる巨大ロボに乗り謎の宇宙生命体『フェストゥム』と戦う…というお話なのですが、一期放送当時はエヴァとの共通点(手足が長く腰の細いロボ、精神攻撃をする未知の敵、パイロットは少年少女たち、内気な主人公、その父が司令官、等々…)もあり”ポスト・エヴァ”なアニメという認識を抱いてる人も多かったと思うが、話が進むにつれオリジナリティを開花させていった印象だった(特に途中で脚本家が冲方丁氏に変わったのが大きな要因の一つであろう)。

ファフナーの好きなところは無数にあるけど、一番は『「生きる」ことと「生きた」ことを大事にするところ』だと思っていて。
ストーリーの特性上、かなりの数の人が犠牲になるんですよ。

でもその死だとか遺した意志というものを決して蔑ろにせず、敵にすら敬意を払ったり…。死んでいった者たちは戻ってくることはないが、生きた証は絶対に残り続ける。それらを全部抱きしめるように祝福し、未来へ繋げていく…その愚直ともいえる一貫した信念があまりに美しい作品なんです。襲ってくる敵(厳密には襲っているのではないが)にも、ただ倒せばいいわけではなく対話を模索し理解しようともがく姿、敵の方もそれに応えようとする姿、でもそれを許せず全滅を目論む者、また、それにより憎しみを理解する新たな敵……。正解のない世界を各々が歩み続ける姿に涙を禁じ得ない。

これまで、このサイト含め自分のいろんな好きなものをオタク特有の早口で布教してきたが、この作品に関してはもはや人に勧めたくないな。僕の感情は僕だけで仕舞っておきたい。

一応ネットフリックスで一期・劇場版・二期見れるので気になる方はどうぞ。

https://www.netflix.com/browse?jbv=81264535

いやもう本当に、完膚なきまでに完璧な完結でした。
言うなれば「ファフナーによるファフナーの否定」

終わりにして新たな旅立ち。生と死。生きることすべて、祝福なんだ。何度でも僕らは出逢い続ける。

ありがとう、蒼穹のファフナー。

また来年になっても

個人的な感想ですが、今年はシリーズものの完結作が多い印象だった。それも投げやりENDではなく、きちんと決着をつけた作品ばかり。少し寂しいですが、残されたポジティブなメッセージを大事にしながら来年も色々やっていきたいですね。


それでは!