2021年、YouTubeを適当に巡回してエンカウントしたバンド、グソクムズ。

風の中で

一瞬で『風をあつめて』のオマージュだとわかるくらいのはっぴいえんど直系のサウンドに陽だまりのような優しい歌声。めちゃくちゃ良いぞ!

グソクムズとは

吉祥寺を拠点に活動するシティフォークバンド。はっぴいえんどを始め、高田渡やシュガーベイブなどから色濃く影響を受けており、しばしば「ネオ風街」と称される。雑誌『POPEYE』に掲載されるなど注目を集め、2020年8月にはTBSラジオにて冠番組『グソクムズのベリハピラジオ』が放送された。
2014年にたなかえいぞを(Vo/Gt)と加藤祐樹(Gt)のフォークユニットとして結成。2016年に堀部祐介(Ba)が、2018年に中島雄士(Dr)が加入し、現在の体制となる。

公式サイトより

まず名前が良い。ほとんどウ段なのになぜか口ずさみたくなる。グソクムズ。グソクムシが由来なのかな。

「風の中で」の歌詞も

昼過ぎに起きたり
朝ご飯が昼ご飯になったり

「風の中で」歌詞より

結局のところ誰にでも伝わることばで誰にでもわかる情景を描写するのが一番難しいと思ってるんだけど、この歌い出しがまさにそうなのかなって。

風の中で見た優しさを
笑えたら何となくはっぴいえんど

「風の中で」歌詞より

歌詞にも出てきたはっぴいえんど。彼らの影響を受けた邦ロックバンドは枚挙に暇がないが、ここまで直球すぎるオマージュ元の出演はなかなかないぞ。潔いリスペクト。

だけどもちろんただのフォロワーバンドではない。直系とは言ったものの、より現代的にブラッシュアップされた印象。

すべからく通り雨

やっぱりワードセンスが良いな。「すべからく通り雨」。思わず言いたくなるし、歌い出しのメロディーも頭に残る。

メンバー全員ソングライターとのことで、これからどんどん振れ幅のある楽曲がリリースされていくかも。

泡沫の音

粋。この土曜の午後3時感。ラテ片手に散歩しながら聴きたい。

グソクムズ、非常に上質なシティポップです。2022年来ちゃうかもしれません。

昨年12月に1stアルバムがリリースされたばかりなので、今のうち古参ぶりませんか?

それでは。