キタニタツヤ(1996年2月28日-)は、日本のシンガーソングライター、ベーシスト。男性。こんにちは谷田さんの名義でボカロPとしても活動していた。ヨルシカのサポートベーシストとしても活動中。
生誕 1996年2月28日(25歳)
出身地 日本・東京都
学歴 東京大学文学部 美学芸術学研究室
もう胸焼けしそうなプロフィールだ…頼む…せめてブサイクであってくれ…!
おい!ふざけんな!!!
何が「天は二物を与えない」だよ。七物くらいあるじゃねえか。おれの一物返せ。
そんなキタニタツヤさん、肝心の曲の方はどうなんですか?
お手並み拝見といこうじゃないですか…。
おい!!!
バチクソにかっけ~じゃねーーーか!!!!!!
そんなわけで今回はYouTubeのおすすめ経由で知ったアーティスト『キタニタツヤ』についての記事でございます。正直、ここでわざわざ紹介せずとも既にかなりの知名度ですが、俺が知ったのがつい最近なので関係ない。道を開けろ!!
変遷をやめない
YouTubeのおすすめって検索履歴とかのアルゴリズムで判定してるんだろうけど、意外にも打率は3-4割というか、「んーまぁこういうのもアリか」程度のものが多かったんだけどこれは久々のホームラン。速攻別ブラウザ開いてDLしました。
1stから3rdアルバムまで一通り聴いてみてまず感じたのは、とてつもなく音楽性が移ろいでいる。1stはBPM早めリードギターピロピロな楽曲揃いでそれこそ元ボカロPの意匠を随所に感じたけど、
2ndは英詞も取り入れた、洋楽ポップスのエッセンスが散りばめられた曲調が多かった。
3rdはそれらを土台に更にミクスチャーロックの方向に舵を取ってる印象。
本人もKing Gnuが好きと公言していて、3rdから最新曲にかけてからはファン層が重なってる可能性もある。「逃走劇」のMVもペリメトロンのような治安悪めのワチャワチャ感&煩雑に見えるが絶妙なバランスで整っている感が見える。
元ボカロP
それにしても最近の邦ロック(とくくって良いのかもはやわからないが)界には元ボカロPが増えてきた。今タワレコの棚でプッシュされてるアーティストの中で、高校時代にDTMをやってなかった人を探すのはもはや無理に等しい。
その反面、自分はこうしたアーティストがあまり響かないというか、めちゃくちゃ失礼な言い方をすると、大半が「米津玄師がもうやってない?」と思っちゃうことが多いのだ。下手すりゃビジュアルすら区別がつかないほど寄せてるケースもある。
一方でこのキタニタツヤだ。
アルバムごとにどころか、1曲ごとに全部が全部全く違う方向を見ていて、本人も「同じ曲を作る暇がない」と公言している。「メジャー行って何か変わったよね…」なんて生ぬるい文句をこちらも言ってられない。
サブスクの台頭が主たる要因だろうけど、今やアルバム単位で曲を聴く若者は絶滅危惧種らしい。裏を返せば同じジャンルの曲を作る人は流行らない市場になりつつあるのかもしれない。2010年代後半くらいからだろうか、売れ始めたソロアーティストってもれなく作る曲に幅があって多才な印象がある。マルチな才能が求められる世の中、外野は面白いけど音楽で食っていく当人からしたら怖くてしょうがないだろうな…。
そしてキタニタツヤ、四か月連続でデジタルシングルをリリースしているんだけど、案の定振れ幅とクオリティが凄い。
どうなってるの…?「キタニタツヤ」って名前の集団なんか?
ライブに行きます!
6月にワンマンライブツアー“BOUNDARIES”を開催するとのことで、まさかの当選してしまったので早くも生で見れることに…。こんなにわかが当たって申し訳ないけど、全力で刻ませていただきます!
というわけでキタニタツヤどうですか?飽きっぽい現代人におすすめですよ。
それでは〜。
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