1番好きな季節は冬、どうもハルです。

理由のない、不安や喪失感にさいなまれることまあよくあると思うんですけど。

あれほんとに不思議で。ほんとにちょっと前までやる気マックス、向上心、人生最高!!くらいのテンションだったのにな。だんだん高度が落ちてきて気がついたら地面スレスレ。もはや飛行してるのか、地面にもぐっていってるのか、わからん。

もう何もしたくないなー。そんなときに聴くandymoriのスパイラル。情景が、もう、絶望そのもの。


ばれないように隠し持ってた羽根が指から落ちてった
クルクルと弧を描いてスニーカーの上に落ちてった


自分には何もないと思いながらも、
なんとなく抱いていた希望のようなもの。誰にも見せずに、大事に握っていたのに。それさえも指の間をすり抜けて、落ちていく。
ぼんやりと眺めている、自分。

絶望感、喪失感。追い討ち、追い討ち。
なんか笑えてくる。そんなときにさ


「泣くなよベイベー」


いや泣くなよベイベーって。

この曲は、もうどうでもいいなって気持ちに
なんのプレッシャーも与えずに励ましてくれるんだよな。

聖者は死んだ仕方ないさ
この暑さじゃ誰だって流行りのフルーツにかじりつきたくなる


蛇に殺されると予言されて城に閉じ籠ったのに、油断して果物を食べようとして中に潜んでいた蛇に殺されるって神話があったような。

暑いから水々しい果物をかじりたい。
聖者でさえそんなシンプルな欲に殺されるんだからね。だから仕方ないよって。

そしてスパイラル僕らは回るよ
昨日も今日も明日も明後日だって
喜びも悲しみもあの空へ連れていくんだ


落ちていった羽根みたいに、喜び、悲しみをぐるぐるしながら日々は続くもんだしさって。

あてのない旅 異国の街で
1人きり迷子になったのならチャンス
誰でもない誰でもない
自分だけのために歌うチャンス
泣くなよベイベー


八方塞がり、にっちもさっちも行かなくなったならさ何もかも気にするのやめて、自分の好きなように好きなことをやっていいんじゃないって。

僕たちはそれでも明日を夢見て眠るしかないんです
あの涙とこの古傷と風と共に舞いながら
僕たちは「時間が無い 時間が無い あの頃に戻りたい」と言いながら
いつだってもう少しもう少し君にいて欲しいだけ
泣くなよベイベー


いつだって、なんとなく、そばにいてくれる。そんな曲。