音楽好きが結婚式で実際に使用したセットリスト【邦ロック中心】

音楽好きが結婚式で実際に使用したセットリスト【邦ロック中心】

どうもいとです。

皆さん、結婚式ってしたことありますか?

私ついこの間たまたまやったんですけど、あれ、めちゃめちゃ楽しくないですか。特に結婚披露宴。

自分の大好きな人たちと、自分の大好きな人の大好きな人しかいない空間で、お洒落して超美味いご飯食べれるの、純粋にすごくないですか。庶民の生まれなのに。びっくりしちゃいました。

しかもですよ。

なんと、自分で会場BGMのセットリスト組めるんですよ。好きな曲だけで。

これすごくないですか?
普段は好きなバンドの話するだけで「あーはいはい」って顔されるのに、大音量で全員の耳に好きな曲流し込んでも怒られないんですよ?
それどころか拍手とかもらえて。
普段そんなことあります?

きっと音楽が好きで、結婚式のセトリ考えたくないって人はいないんじゃないですかね。
結婚したいかはさておき。

「きたる自分の結婚式ではこんな曲を流したい!」

そんな想いを抱く読者もいるのではないかと思いまして、この度、私、いとの結婚式で実際に流したセットリストを公開したいと思います。

音楽が大好きな人が結婚式でいったいどんなことを考えて、どんなセトリを組んだのか、それを恥ずかしながら経験談としてさらしあげることであなたの結婚式の曲選びの参考になればと。

なんなら「やらない結婚式」のセトリを考えるのも楽しいと思いますよ。やらなくていいのでオススメです。

では結婚披露宴の流れに沿って振り返っていきますね。
末尾にSpotifyのプレイリストのリンクも貼っとくので、さっさと曲だけ聴きたいって方はそちらへどうぞ。

【入場】

とっておきの唄  /  BUMP OF CHICKEN

まず、結婚式BGM界の花形、入場曲。

いまや国民的人気バンド、バンプオブチキンのインディーズ時代の名曲を使わせていただきました。
まだブラウン管の前で云々尖っていた頃です。

ゆっくりでいいから
君が本当に笑って泣けるような2人になろう

地図にもない場所へ
手をつないで
君の大切な犬もつれて

この日を僕は確かめ生きる
この日に君を見つけて生きる
この何でもない日が記念日になる

決して結婚式の定番ソングとまでは言えないかもしれませんが、まさに結婚式で流すにふさわしい優しく愛のある言葉たちが溢れてます。

それに、なんていうか、初期のバンプで入場するのエモくないですか。
無理やり盛り上げるでもなく、泣かせにかかるでもなく、そして変に気取るわけでもない。
ド直球なありのままのラブソング。かつ、初期バンプ全盛のアラサー世代にはピンポイントでぶっ刺さる。

まさにとっておきの唄。

歌い出しが終わったところで扉をオープンすると、ちょうど最初の間奏部分に拍手が湧き、唄と拍手が消し合うようなことが起こりづらいです。

テンポ的にも歩きやすいし、少し年齢層が高くて落ち着いた雰囲気を出したいっていう披露宴にもオススメできる曲です。

皆さんもどうぞ。本当に歌詞がいいので。

ちなみに「君の大切な犬もつれて」って歌詞が伏線になってるの気づいた人は誰もいないと思うので自分で言っておきますね。

【ケーキ入刀】

レモンパイ  /  マカロニえんぴつ

ウェディングケーキなのにレモンパイて。

明るくてポップなイントロの曲を使いたかったので、片想いのちょっぴり切ない曲ながら使わせていただきました。

ちなみに曲がかかるタイミングはまさに「ケーキに入刀する」タイミングです。

その後のファーストバイトまでかかり続けますが、やはり入場曲に比べるとBGM的に流れてる印象が強いですね。

ちなみに式の翌日、式場のあるホテルのカフェで人生初のレモンパイをいただきました。めちゃうまでした。

【乾杯】

4645  /  RADWIMPS

ここで結婚式の定番曲、ラッドの4645。

おちゃらけた照れくさい歌詞も流暢な英語に乗せちゃえばなんだかお洒落に聴こえるもので、結婚式にぴったりな浮かれまくりの曲。

当初は入場曲の候補として考えてましたが、式場の雰囲気や新婦側のゲストの層など、諸々の事情を考慮して入場曲にするにはちょっとハジケすぎな印象があったので断念。
乾杯時であればむしろ景気付けとして盛り上がるかなと思い採用。乾杯以降、音量を調節してもらったりしたらほどよく歓談BGMとしても機能しました。

少し派手めな結婚披露宴とかだったら入場曲として流しても盛り上がるし、ラッドの知名度的にも結婚式で使いやすい選曲ではないでしょうか。

【中座退場(新婦)】

Count on Me  /  ブルーノ・マーズ

新婦の中座退場の際に流したのは、ブルーノ・マーズ。

「邦ロック好きじゃなかったのかよ」

とか思われるかもしれないけれど、新婦にスポットがあたる場面なのでここはあえて「新婦の好きな曲かつ洋楽」という新郎側のイメージの薄い曲をチョイスした次第。

ここで今さらながら大前提だけど、新郎の好みだけで選ぶのはやめておきましょう。

もっといえば、慣習に従う限り結婚式の主役は間違いなく花嫁なので、新郎の我を出しすぎるのもよくない。覚えておけよ男性諸君。

ちなみに結婚式の定番曲「Marry You」を選ばなかったのは別に私がひねくれてるからとかではないです。

新婦の中座退場に付き添ったのが新婦の祖母だったので、感動的かつほっこりとした中座退場の場面に合うカントリー調の楽曲を選んでみました。

【中座退場(新郎)】

かいじゅうのマーチ  /  米津玄師

新郎新婦そろって中座退場するパターンもあるようですが、私たちは別々に退場するパターンにしました。

少しでも美味しいご飯を食べる時間が欲しかったので。あ、違います。少しでもみんなといたかったので。

新郎の中座退場の付き添いに選んだのは3歳の甥っ子。めちゃかわの民、こうちゃんです。

選曲の理由は、3歳の子どもとかいじゅうのマーチで退場するっていう字面がとても素敵だったからです。

ちなみに人見知りのこうちゃんは、緊張のあまりママ(姉)から離れなかったので、ママに手を引かれながらなんとか付き添いを全うしました。

後で姉に聞いたら、「こうちゃんさっき人生ではじめてマッシュルームを口に入れてびっくりしていたから、調子が出なかった」とのこと。

それはしかたない。かわいいのでオッケーです。

【プロフィールムービー】

夢の外へ  /  星野源

これ覚えておいてほしいんだけど、結婚式において星野源の曲はマジで有能。
イメージも悪くないし、適度にアップテンポだけど激し過ぎることもなく、声も万人に受ける。

しかも4分くらいの長さのムービーに使いやすい曲も多い。

ムービーを一から自分でつくるわけじゃなければ、基本的には式場と提携してる映像製作の会社に写真等を提供して作成を依頼するわけだけど、映像の尺はある程度決まってることが多いです。4分のものとか、6分のものとか。
あらかじめ用意された映像の枠にはまる曲しか使えないから、適度な長さの曲であることはけっこう重要だったりするんですよね。そういう地味な点で、星野源は優秀だったりするわけです。

ここでちょっと、入場曲とか会場のBGMに使用する音楽と、プロフィールムービーとか映像作品に使用する音楽の違いについてまとめてみたので、気になる人だけどうぞ。

ここでは、結婚式の会場で流す音楽について、意外と知らない豆知識をお伝えしたいと思います。 結婚式を控える方々の参考になれば。皆さんは、入場時に流れる音楽など会場…
maison-melancholia.com

【再入場】

10% roll, 10% romance  /  UNISON SQUARE GARDEN

お色直しをして再入場!という盛り上がりの第2波で選んだのはユニゾン。

ウェディングドレスでの最初の入場に比べると、カラードレスでの再入場の方がカジュアルな印象になるので、ここではアップテンポな楽曲を選びました。

披露宴会場が「レインボーボールルーム」という名前だったので、競技ダンスを題材にした人気アニメ「ボールルームへようこそ」のOP曲を拝借。

さあ純情コーディネート
ちょっと着替えたらどこへでも行けるさ
ドアは開けておいたんだよ奏でたまえ

だってこんな君を近くで見れるのは
有史以来僕だけかも ねえ

歌詞も結婚式にぴったりなので、オススメですよ。

【テーブルラウンド】

ロマンチシズム  /  Mrs. GREEN APPLE

三ツ星カルテット  /  BUMP OF CHICKEN

君の瞳に恋してない  /  UNISON SQUARE GARDEN

lovin’  /  Mrs. GREEN APPLE

オーケストラを観にいこう  /  UNISON SQUARE GARDEN

再入場からそのまま各テーブルを回り、テーブルごとに写真撮影を行いました。

10以上のテーブルがあってけっこう時間がかかることが見込まれたので、その間のBGMとして、5曲を用意。

再入場曲につづく形で流していくので、雰囲気に統一感が出るように、ユニゾンとミセスを中心にハピネス要素が強い曲で構成しました。
三ツ星カルテットはちょっとしたアクセントってイメージですかね。

4曲目、5曲目以降は時間の都合上使われない可能性があったのと、この場面の選曲はそれほど印象に残らないだろうという見立てもあったので、正直そこまで一曲一曲にこだわり抜かれた意図はありません。

ちなみに、同じアルバムから複数曲選んだり、他の場面で使用した曲と同じアルバムから選曲したりすることで、用意するCDの枚数を減らすことができちゃいます。
式場に用意のある曲とかならまだいいけど、流れないかもしれない曲のためにCD用意するのはちょっとコスパ悪いんですよね。

実際、うしろ2曲は時間の都合上ほとんど流れなかったと記憶してます。なかなかセトリどおりにはいかないもんですね。

【余興】

Another Day of Sun  /  映画「LA LA LAND」より

Suddenly I See  /  映画「プラダを着た悪魔」より

The Other Side  /  映画「GREATEST SHOWMAN」より

余興、やりました。
ちょっとご時世的にもあんまり派手なことできないんで、ただの景品付きのクイズですけどね。

せっかくのエンタメコーナーなので、有名な映画から数曲ピックアップ。

実は新婦がマジもんの洋画オタクなので、映画音楽で固めたパートをつくることでちゃんと新郎新婦双方の好みを反映したセットリストであることをアピールしたわけです。

まあ、テーブルラウンド中に友人から「選曲に奥さんの好みが反映されているのか心配」の一言をいただいたので、かなり新郎の我を出しすぎていたのがバレてしまったわけですが、これは本当に良くない例です。
反省しても活かせる機会がもうないので反省しませんが。

しかも思っていたより尺が短くて3曲目に入る前にクイズコーナーが終了してしまったので、最後の「The Other Side」は流すことが叶いませんでした。新婦たっての希望だったのに。本当にごめんなさい。

ちなみにクイズの内容は、

「新郎新婦がこれまでの人生で飼ってきたレトリーバー種の犬はぜんぶで何頭でしょう?(5頭、7頭、10頭の選択肢の中から選択)」

というものでした。結婚式は最強の内輪空間なのでこんな珍妙なクイズでも皆さんにお付き合いいただけます。ありがてえや。

普通によくある新婦のお色直しのドレスの色当てクイズとかでもよかったんですけど、新郎新婦ともに重度の犬ジャンキーでして、どうしてもかつての愛犬の写真を見せびらかす口実が欲しかったんですよね。受付の隣にもうけたクイズコーナーに、新郎新婦のかつての愛犬の写真しこたま貼り付けてやりました。

そうです。とっておきの唄の「君の大切な犬も連れて」の伏線、こちらで回収になります。

ちなみに先のクイズの答えは「10頭」(内訳は新郎3頭、新婦7頭)です。

少し簡単過ぎたかもしれませんが、たくさんの人に景品を得るチャンスを与えるという意味では良かったのではないでしょうか。

【花束贈呈】

魔法の料理 ~君から君へ~  /  BUMP OF CHICKEN

新郎新婦から両親に対して、それぞれ花束を渡すというアレです。

ここはもう、ぴったりの曲があったので遠慮なく使いました。
魔法の料理は正直語れば語るほど野暮になってしまうほどの世紀の大名曲なので、まあいいでしょう。

確か赤だった筈だ 三輪車
どこまでだって行けたひげじいがくれた熊は
よく見たら犬だった
プラスチックのナントカ剣で傷付けたピアノ
模様のつもりだった 好きになろうとした

ここの歌詞が死ぬほど好きです。

【退場&お開き】

ワンルームデイト  /  マカロニえんぴつ

退場とお開きのときに使用したのは、我らがマカロニえんぴつ。

爽やか系からエモ、メンヘラ系まであらゆる失恋ソングを取り揃えるマカロニえんぴつの、数少ない結婚式にもぴったりな曲です。

そのフィーリングをいつまでも
捨てないでおいてくれよな
噛み合っていないとこも
愛しておいてくれよな

少し気の抜けたラフなラブソングは、結婚式の終わりの寂しさが混じる空気を少しだけ軽くしてくれます。

実は、セットリストを組む構想初期の段階から使うことを決めていた曲です。

みんなが知ってる曲をチョイスするっていうのも大事ですけど、やっぱり「大好きな曲を結婚式で流したい」っていうエゴも大事にしていいんじゃないかなって、個人的には思います。

【エンドロールムービー】

66号線  /  BUMP OF CHICKEN

退場後に流したのは、当日の準備や式本番の姿、そして披露宴の様子を組み込んで即席でつくられたとっても素敵なエンドロールムービー。

式後に映像の入った円盤をいただけたので、帰宅してすぐ新郎新婦で観させてもらったんですが、最高でした。

即席とは思えないクオリティ。思わず私たちが主役なのかと思ってしまいました。プロの編集技術は本当にすごいですね。

ちなみにここで使用した66号線は、新郎新婦がそろって「絶対結婚式で使いたい」と出会う前から結婚の予定もないのに考えていた曲です。

そんな思い入れの強い曲が最高の映像に重なって流れるもんだから、たまったもんじゃないですよね。
ゲストとして会場で観れなかったのが悔しいまであります。

【曲間BGM】

ちなみに。

セットリストであらかじめ用意した音楽が流れていない間はなんと“生のピアノ演奏”で繋いでいただきました。

選曲はおまかせでしたが、セットリストからアーティストの好みを反映してもらった上での有名なJ-POPだったり、ディズニーの名曲だったり、正直披露宴中ずっとこれでもいけるんじゃないかってほどの素敵な演奏でした。

セットリストを考えるのが面倒とか、そんなに流したい曲がないって人は、プロのピアノ演奏にすべて任せてみるのもアリなんじゃないでしょうか。


以上が、音楽が大好きな私、いとが結婚式で実際に使用したセットリストになります。

いかがでしたでしょうか。

これから結婚式を控える人、そしてやらない結婚式のセットリストを考えたい人に、少しでも参考になれば幸いです。

Spotifyのプレイリストもあります。どうぞ。

では。

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